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【完全保存版】「DIE WITH ZERO」で始める”お金の哲学”で後悔しない人生を送る方法

ごきげんマッスル💪こたすけです。

今日は「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」という本について解説したいと思います。

この本は、単なる「お金の使い方」を超えた、人生哲学とも言える内容です。

著者のビル・パーキンスは、ヘッジファンドマネージャーとして成功を収めた後、人生の本質的な価値について深く考えた結果、この本を書きました。

本書の核心は、「人生の価値は経験の総和である」という考え方です。つまり、お金そのものには価値がなく、そのお金で得られる経験にこそ価値がある、ということです。

この考えに基づいて、著者は3つの重要な主張をしています:

  1. 今しかできない経験に投資せよ
  2. 人生で最も大切なのは思い出づくり
  3. 45歳から60歳で資産の取り崩しを始め、死ぬときにはゼロを目指せ

一見すると過激に思えるこれらの主張ですが、著者は綿密なデータと論理的な説明で、その正当性を示しています。

例えば、アメリカの調査によると、退職者の多くが死ぬまでに貯金の大部分を使い切れていないそうです。

具体的には、退職時に50万ドル(約5500万円)以上の資産を持つ人々は、死亡時までに資産の11.8%しか使っていないのです。つまり、88.2%ものお金が未使用のまま残されているのです。

これは一見「賢明な節約」に思えるかもしれません。

しかし著者は、これこそが「人生の無駄遣い」だと指摘します。なぜなら、

お金を稼ぐために費やした時間と労力が、結局何の価値も生み出さないまま終わってしまうからです。

ここで重要なのが「時間の価値」「経験の価値」という概念です。

著者は、若いうちの時間と経験は特に価値が高いと主張します。例えば、20代で世界一周旅行をすることと、70代でそれをすることでは、得られる価値が全く異なります。若いうちは体力も好奇心も旺盛で、その経験が今後の人生に与える影響も大きいのです。

そこで著者が提案するのが、45歳から60歳という比較的若い時期から資産の取り崩しを始めることです。この年齢は、まだ十分に健康で、様々な経験を楽しめる体力があり、かつある程度の資産も持っている「人生の黄金期」だからです。

しかし、ここで疑問が生じるでしょう。「いつ死ぬか分からないのに、どうやって資産をゼロにするのか」と。

著者はこの問題に対して、「自分の寿命を予測する」ことを提案します。

完璧な予測は不可能ですが、家族の病歴や自分の生活習慣などから、おおよその見当をつけることはできます。そして、その予測に基づいて資産の使い方を計画するのです。

また、著者は「タイムバケット」という概念も提唱しています。

これは、年齢ごとに自分のやりたいことをリストアップするものです。このリストを作ることで、自分が本当に価値を置いているものが何かが明確になり、それに応じた資産の使い方ができるようになります。

ここまで読んで、「でも老後が不安だ」と思う人もいるでしょう。

しかし著者は、老後は意外とお金がかからないと指摘します。年を重ねるにつれて欲求や活動量が減少し、大きな出費(住宅ローンや子どもの教育費など)も既に終わっていることが多いからです。

さらに著者は、「お金から価値を引き出す能力は年齢とともに低下する」という重要な指摘もしています。つまり、同じ100万円でも、20歳で使うのと80歳で使うのとでは、得られる価値が全く違うのです。

最後に、著者は健康への投資の重要性も強調しています。いくらお金があっても、健康でなければ人生を楽しむことはできません。だからこそ、若いうちから健康管理にお金をかけることが、将来への良い投資になるのです。

健康と筋トレに関するブログもnoteでやってるので関心ある方は下記からどうぞ

この本の主張は確かに大胆で、従来の金融アドバイスとは大きく異なります。しかし、その根底にあるのは「人生をいかに豊かに生きるか」という普遍的な問いです。

お金は確かに大切ですが、それはあくまで手段であって目的ではありません。

本当の目的は、充実した人生を送ることなのです。

DIE WITH ZEROは、私たちにお金と人生の関係を根本から見直すきっかけを与えてくれます。あなたにとって本当に大切なものは何か、そしてそれを実現するためにお金をどう使うべきか。この本を読んで、自分なりの答えを見つけてみてはいかがでしょうか。

「人生100年時代」と言われる今こそ、この本の示す考え方が重要になってくるかもしれません。DIE WITH ZERO、今すぐチェックしてみてください!

ごきげんマッスル💪こたすけでした!

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